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講談社、電子書籍本格参入による気になる今後

2012年02月24日

120223

新風は吹くか

講談社が、「著作者の許諾が得られたすべての新刊について、6月から紙版と電子版の同時刊行を行う態勢を取る。」と2月20日に行われた株主総会で発表しました。

今までイマイチ盛り上がらない日本の電子書籍市場に新風が吹くのか期待がかかります!

講談社と言えば、これまで「電子文庫パブリ」にて電子書籍を販売していました。

今後販売する電子書籍がパブリ経由なのか、現在提供されているドットブック形式のものなのか等、詳細はまだ発表されていません。
しかし、今後は原則として電子もというのは業界の先陣を切ったなという印象です。

やや成熟してきた製作環境

電子書籍元年と言われた一昨年から出版業界は盛り上がりつつあります。
また、出版社や著者を取り巻くビジネスも活性化しています。
多数のオーサリングソフトがリリースされ、価格も以前よりリーズナブルになってきました。
また、製作自体も簡単で短納期で製作できるソフトウェアが多くなりました。

しかし、ユーザ側の目線で考えると電子書籍は全く浸透していないのが現状ではないかと思います。

私自身は勉強の為もあり初代iPad購入時からよく電子書籍を読んで慣れてはいるのですが、それでも紙の本の方が圧倒的に読み易いと感じます。

先日、ITmediaの eBook USER に、「電子書籍」に向く人、向かない人 という記事が掲載されていてとても勉強になりました。まだ読まれていない方は是非ご覧下さい。

本の残りページの厚さを指で感じながらモチベーションを維持するというのは、自分にも経験があります。また、本棚に並べたり平積みする満足感は本ならではかもしれません。

日本の電子書籍普及のカギは?

そんな一般的な考えを根底から覆せるのは多くコンテンツを所有する企業が本格参入することではないかと思っています。
また、そのコンテンツを供給できるエコシステムがしっかり確率されている企業。

現状では、AppleとAmazonではないかと自分は考えています。

Amazonは4月に日本向けにAmazon Kindleを発売する予定です。
これと同時に「Kindle Store」が立ち上がれば良いのですが、2月24日現在では残念ながらそのような噂ありません。

一方のAppleは、先日iBooks Authorで簡単に電子書籍を提供できるソフトをリリースしました。
Adobe Publishing Suiteとほぼ同等の機能を備えていて無料というのはとても魅力的です。
しかしながら、日本でのiBookstoreでの販売は未だ出来ない状態です。

この中途半端な状態にいる二社が本格参入した暁には一般ユーザにも電子書籍が普及し始めるのではないかと思います。
その理由として挙げられるのが、現在の電子書籍の提供スタイルです。

今回の講談社にしても、パブリという配信プラットフォームはありますが、
電通のマガストア、ビューン、主婦の友書店、理想書店、eBook Japan、Fujisan.co.jp、日経 BP Storeなど、あまりにも多い書店ストアアプリが多数あり、読みたい書籍がどこにあるのか探すだけでも一苦労です。。

Amazonは既に紙の本でこれらのエコシステムが整っている事から、電子に参入するとコンテンツが豊富な為、利用するユーザが増えるのではないかと思います。

とは言いつつも2つとも端末ありきのサービスの為、ブラウザさえあれば閲覧できる「Google」などがこれに割って入ってくると面白いんですが。。

完全デジタルの新世代

これから10年位の期間をかけて徐々に電子書籍に完全に移行していくとは思うのですが、その過程で紙の本に慣れてきた旧世代完全電子書籍の新世代に分かれるんでしょうね。
文字だけでなく、動画/写真を交えたリッチなコンテンツで本を読んだり学習していく。

十数年後に、私の子供が高校生になった時、教科書がどのように変わっているのか今から楽しみです!



カテゴリ:電子書籍がらみ

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